包丁 和NAGOMI

【検証】和NAGOMI は、本当に一生モノの包丁なのか?

投稿日:2022年9月21日 更新日:

和NAGOMI牛刀包丁

こんにちは。サンパチです。

前々からすごく気になってた包丁『和 NAGOMI』

このシリーズの牛刀包丁をついに購入しました!

普通の家庭用包丁と比べるとちょっとお高い…
ですが、そのぶん高級感があり、とてもエレガントな包丁です。

そして販売サイトにはこんなキャッチコピーが ↓

和NAGOMI の公式サイトには、

  • めざしたのは、一生モノの包丁
  • 『本当に良いものとは、一生、ずっとつき合えるものである』という信念を、職人が丁寧にカタチにした逸品です。

と書かれてます。

ならばちょっとくらいお高くても、一生モノを買ったと思えば安い買い物なんじゃないですかね?

でもちょっと待てよ…

和NAGOMIは、本当に一生モノの包丁なのでしょうか?

公式サイトでは『一生モノの包丁』などと謳っておりますが、実際の包丁はそこのところどうなのでしょうか。

価格に見合う包丁なのでしょうか?

ということで今回は、
『和NAGOMI は、本当に一生モノの包丁なのか?』について、実物をじっくり確かめていこうと思います。

まずはブレードから。
一生モノと言うからには 10年、20年と使っていけるモノでなければ困ります。

さっそく見ていきましょう。

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和NAGOMIのブレードは全鋼仕様

和NAGOMIのブレード

和NAGOMIのブレードは全鋼(ぜんこう)仕様です。

包丁は鋼がなくなると切れなくなるのですが、和NAGOMIのブレードは全て鋼でできている(=全鋼)ためどこまで研いでも鋼がなくなりません

ちなみに全鋼包丁の他に、割り込み包丁というものがありますが、割り込み包丁は鋼が途中までしか使われてないので、たくさん研いで鋼がなくなると切れなくなります。(下図参照)

それに比べて和NAGOMI のブレードは全鋼ですので、研いで研いで包丁がペティナイフより短くなるまで研ぎまくっても切れるってことですね。

もし仮に、刃渡り20cm超えの牛刀包丁をペティナイフより短くなるまで使い続けるとしたら、プロの料理人が(砥石を使って)ほぼ毎日研いだとしても10年間 もしくはそれ以上かかるでしょうし、

ましてや家庭で普通に使う分には10年使っても、ブレードは数センチも減らないと思います。
もしかしたら自分の子供が大人になって料理するときに、和NAGOMIを受け継がせることだってできるかもしれません。

それくらい全鋼の包丁は長く使えます。

これはつまり、和NAGOMI のブレードは一生モノの包丁と言ってふさわしいと言えますね。

しかし包丁はブレードだけ長持ちしてもダメです。ハンドルの耐久性もブレードと同じくらい重要なのです。

と言うことで、次に和NAGOMI のハンドルを見ていきましょう。

和NAGOMIのハンドルはスペイン産積層強化木、本通し仕様

和NAGOMIのハンドル

和NAGOMI のハンドルにはスペイン産の積層強化木が使われています。

和NAGOMIのハンドルはスペイン産積層強化木

普通の積層強化木ハンドルでも高い耐久性があるのですが、スペイン産の積層強化木はそれよりもさらに高い耐久性があるらしいです。

一生モノの包丁には高い耐久性が求められますから、これなら合格と言えるでしょう。

それから、このハンドルは撥水性が素晴らしいです。
調べてみたら和NAGOMIのハンドルに撥水コーティングはしてないそうなのですが、まったく水が染み込みません。
この高い撥水性もスペイン産積層強化木の特徴みたいですね。

ついでに中子(なかご)も見ていきましょう。(※中子とは、ハンドルの中に差し込まれた金属部分のこと) 中子は包丁の耐久性に大きく関わってくる重要なパーツなのです。

中子にも色々な形状がありまして、代表的なものを下図にまとめました。

中子の形状

耐久性が高い順から 本通し→背通し→半中子 となります。
(※ ちなみに価格面から見ても 高価な順から 本通し→背通し→半中子になります)

数ある中子形状の中でも最も丈夫なのは『本通し』になるんですね。
イメージとして、半中子の包丁は10年も使えばガタがきたりもしますが、本通しの包丁であれば10年でも20年でも使い続けていける感じです。

では、和NAGOMIの中子はどの形状なのか? → 和NAGOMIの中子は、ずばり『本通し』です。

耐久性と撥水性に優れたスペイン産積層強化木のハンドルと、中子には最高強度の本通しを採用してる和NAGOMI。これはつまり、ハンドル面から見ても、和NAGOMI は一生ずっとつき合える包丁と言えますね。

和NAGOMI の切れ味はどうか?

あと気になるのはその切れ味ですよね?
いくら一生使い続けられる包丁でも、切れ味が悪けりゃ意味がありません。

和NAGOMIの切れ味に関しては、もう最初に結論を言っちゃいます。

『和NAGOMI は、めちゃめちゃ切れますよ。』

(和NAGOMIの 切れ味に関しては、こちらの記事で紹介してます。)

まとめ

では最後にまとめます。

  • 和NAGOMIのブレードは10年、20年と使える全鋼仕様
  • 和NAGOMIのハンドルは耐久性・撥水性に優れたスペイン産積層強化木
  • 和NAGOMIの中子は10年、20年と使える本通し仕様
  • 和NAGOMIの切れ味は素晴らしい

【結論】

和NAGOMIは一生モノの包丁としてのスペックを十分に持っている。

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