こんにちは。サンパチです。
先日、「エアコンクリーニングって自分でできるのかなぁ?」と調べてたら、意外とできそうだったのでやってみることにしました。
この部屋に入居してから4年以上が経ちます。
その間、エアコンフィルターのホコリを掃除機で吸い込んだりはしてたものの、それ以外は一切クリーニングしてないのでかなりカビ臭いです。
そんなエアコンクリーニング業者もびっくりな代物(4年物)を、素人のぼくが初めてチャレンジするエアコンクリーニングで綺麗にできるのでしょうか??
今回、ぼくがクリーニングにあたるエアコンは『日立ルームエアコン白くまくん:RAS-AJ22C(2014年製)』です。
結論から言いますと、
すごく大変でしたがめちゃめちゃ綺麗にエアコンクリーニングができました!!!!!
頭痛がするほどカビ臭かったエアコンが、今ではカビの匂い一切無し。
自分で言うのもなんですが、かなり完璧にクリーニングできたと思います。
そんなぼくのエアコンクリーニング初体験の様子をまとめておきます。
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エアコンクリーニングで使った道具
まずはエアコンクリーニングをセルフで行うために必要な道具を紹介します。
ペットボトル専用の加圧式スプレー。
エアコンの汚れを洗い流すときに使います。
加圧式なのでパワフルな水圧でスプレーできます。
正直、エアコン洗浄するなら水圧にもっとパワーがあったほうが楽ですが、簡易式の加圧スプレーでこれだけの水圧が出せるなら素晴らしい商品ですね。
このペットボトル専用の加圧式スプレーがなければ、今回のぼくのエアコン洗浄はできませんでした。
ミストスプレーとジェットスプレーを使い分けられるのがポイント。 これは結構便利でしたね。
エアコン洗浄するときは、ジェット寄りのミストスプレーにして使うと効果的です。
それから、ノーマルノズルの他にロングノズルも付いてるので手の届かない奥の方にもスプレーできます。
ノーマルノズルはアルミフィンの汚れや洗剤を洗い流すときに役立ちます。
ロングノズルは送風ファンの手の届かない奥の汚れや洗剤を洗い流すときに役立ちます。
ちょっと大変だったけどこの加圧スプレーのお陰で、エアコンの隅々まで超綺麗に洗浄できました。
ぼくはコンパクトさを重視してペットボトル専用の加圧式スプレーを選びましたが、Youtube ではセルフでのエアコン洗浄にミスターオートを使ってたりします。
どちらかと言えば、ぼくもミスターオートを使うことをおすすめします。
こっちの方が圧力もしっかりかかるし、よりパワフルな水圧で簡単にエアコン洗浄できると思います。
ただぼくんちには、こいつをしまっておくスペースがない…。
エアコン洗浄カバー
慣れてない人が自分でエアコン周りを養生しようと思うとかなり大変です。
しかし、エアコン洗浄カバーがあれば 素人でもあっという間に完璧な養生ができますよ。
ぼくは専用のエアコンカバーを使うことで、5分で養生できました 👍
しかも作業中はカバーの外に水が漏れることもなく、汚水はすべて下に設置したバケツの中に流れ込んでいきます。 完璧なカバーでしたね。
初めてエアコン洗浄にチャレンジする人は、エアコン洗浄カバーを使うことをおすすめします。
2回目以降は、養生に布マスカーを使ってみても良いかもしれないですね。
布マスカーは養生するのがちょっと大変なのですが、数百円で購入できる安さが魅力的です。
サイズは 1100mm*25m がおすすめです。
ぼくはワケあって2日連続でエアコン洗浄を行いました。
2回目のときに布マスカーを使って養生してみましたが、慣れてないとやはり大変でしたね。
布マスカーでの養生に慣れてないと、途中で養生がはがれてくるわ、エアコンからの汚水もうまくバケツに入らないわで大変でした。
でも次回はもっと上手く養生できると思います。
バスマジックリン DEO CLEAR
エアコン専用の洗浄液を使うのも良いですが、エアコンクリーニングは中性洗剤ならOKみたいですよ。
酸性やアルカリ性の洗剤を使用すると、エアコン内部のアルミや銅がサビてしまいエアコンの故障の原因になるので必ず中性洗剤を使ってください。
バスマジックリンDEO CLEAR は中性洗剤です。
しかも洗浄力が強力でエアコンの汚れをこれ1本で綺麗サッパリ落としくてくれます。
さらに除菌効果もあるという。
超おすすめです。
ハケ
洗剤を吹きかけたあとにブラシなどを使って汚れを落とすのですが、ぜひハケを使ってみてください。
ハケを使うとエアコンの奥の汚れやすき間の汚れまでいとも簡単に落とせます。
ブラシの代用として歯ブラシを使う手もありますが、ハケの方が一気に汚れを落とせるので10倍楽ですね。
ドライバー
エアコンのカバーを外すときに使います。
プラスドライバーがあれば大丈夫ですが、念のためマイナスドライバーもあれば完璧です。
バケツ
エアコン洗浄時に出てくる汚水を貯めるのに使います。
脚立
エアコンをクリーニングするなら脚立がないと作業できません。
脚立に乗ったときにエアコンの上部が見えるくらいの高さがあったほうが良いです。
脚立に乗ったときにエアコンの上部が見えないようだと、作業がとてもやりにくいです。
エアコンの上部が見えないと養生するのも一苦労ですし、エアコンカバーを取り外すときも とっても大変なんです。
エアコンの設置場所によっては椅子でも代用できますが、脚立があったほうが作業が何倍も楽ですね。
その他必要なもの
- 雑巾/タオル
- マスク
- キャップ
雑巾やタオルは洗浄したエアコンカバーを拭いたり、濡れた床拭いたり、を手を拭いたりするときに使います。
エアコンがカビだらけになってるのでマスクはしといた方が良いですね。
あとはメガネをかけて目に洗浄液や汚水が入るのを阻止したいところですが、マスクをつけるとメガネが曇りますよね。
そこでツバ付きのキャップをかぶることでエアコンから垂れてくる汚水や洗浄液をブロックするのがいいと思います。
エアコンクリーニングやってみた感想。
めちゃめちゃ大変でした。
作業は3時間くらいかかりました。
でも自分でもエアコンクリーニングできるんだということがわかりました。
最初はわからないことだらけだったので戸惑いましたね。
とくにエアコンのカバーを分解するのが大変でした。でも1回やってしまえば次回はもっと早く作業できますね。
一方で、洗浄力の強い中性洗剤(バスマジックリンDEO CLEAR)をつかったり、ハケで一気に汚れを落としたり、エアコン洗浄専用のカバーを使うことで時短になりました。
エアコンクリーニングの手順は?
エアコンクリーニングの手順は下記の動画がわかりやすいですね。
下記の3つの動画を見れば自分でエアコンクリーニングできるようになります。
上記以外にも、Youtubeにエアコンの洗浄方法の動画がたくさん上がってるので色々な動画を10本くらいは見たほうが良いですね。
エアコンクリーニングのポイント。
最後にエアコンクリーニングのポイントを書いておきます。
1:エアコンの外し方を前もって調べておく
初めてエアコンクリーニングをやると、エアコンのカバーを外す作業だけでめちゃめちゃ時間がかかります。
「エアコンの型番+カバーの外し方」などで検索して、事前にあなたのエアコンのカバーの外し方を見ておくと作業が楽になりますね。
2:脚立があったほうが良い
ぼくはイスを使ってエアコンクリーニングしたんですが、高さが足りなくてめちゃめちゃ大変でした。
エアコンの上部に爪が付いてて、それを外さないとエアコンカバーを取り外せないのですが、イスの高さが足りなくて上部が見えなくて爪が外せない…。
手鏡を使ってエアコン上部にある爪を確認しつつやっとの思いでエアコンカバーを取り外しました。
それから、高さが足りないイスを使ってると手をずっと上にあげて作業しないといけないので、手がめちゃめちゃ疲れます。
エアコンの上部が見えるくらいの高さのある脚立があったほうが良いですね。
3:バスマジックリン DEO CLEAR とハケ で汚れを一気に綺麗にできる。
バスマジックリン DEO CLEAR とハケを使えば、エアコン内のどんな汚れもガンガン落とせます。
4:エアコンのカビ臭さは送風ファンをしっかり掃除すること。
エアコンをつけたときにカビ臭い!という場合、送風ファンがカビだらけになっているのが原因です。
もし送風ファンを取り外せるなら、絶対に取り外して掃除した方がいいです。
その方が楽に掃除できますし、完璧にカビを取り除けます。
ぼくは2日連続でエアコン洗浄する羽目になったのですが、その理由は1回目の洗浄後、エアコンからの風がカビ臭かったからです。
1回目のエアコン洗浄では、送風ファンを外さないで洗浄しました。(Youtubeでも送風ファンを取り付けたまま洗浄してる動画が多い)
しかしその方法だと、送風ファンのカビを完璧に取り除くのは難しいんですよね。
それで次の日は送風ファンを取り除いて、2回目のエアコン洗浄に取り掛かりました。
すると、やはり送風ファンのカビが取りきれてなかったことがわかったのです。
送風ファン自体にもまだ多くのカビが付いてましたし(ハネの裏側に見える茶色いのがカビです)
送風ファンを外さなければ見えなかったエアコン本体のカビがまだ残ってました。
ちなみに、エアコン本体の洗浄にはバスマジックリンDEO CLEAR などの中性洗剤を使わなければならないのですが、
送風ファンをエアコン本体から取り外せれば「カビキラー」を使うことができるのです。
送風ファンは樹脂製のため、カビキラーを使っても錆びることがないからです。
注意点としては、送風ファンにカビキラーが残らないように入念に洗い流すことですね。
送風ファンにカビキラーが残っていると、エアコン本体に取り付けたときにアルミフィンや銅を錆びつかせてしまう原因になるからです。
ちなみにぼくは、送風ファンにカビキラーを吹きかけてハケを使って洗浄したあと、ペットボトル専用加圧式スプレーで、3リットルの水を使いハネの裏面のすみずみまで洗い流し、
その後バスルームにてシャワーを使って入念に送風ファンを洗い流しました。
そのお陰で送風ファンがピッカピカになりましたね。
送風ファンのにおいを直で嗅いでもカビのにおいはまったくしませんでした😀
というわけで、送風ファンを外せるなら絶対に外して洗浄した方がいいですね。
5:エアコンのアルミフィンにかけた水は外に出ていく。
エアコンのアルミフィンはドンレンホースと繋がっています。
そのため、アルミフィンに水をかけても水は外に流れていきます。
アルミフィンに洗剤がのこらないようにしっかり水で洗い流しましょう。
ぼくはアルミフィンをバスマジックリンDEO CLEARで洗った後、4リットルの水を加圧スプレーで吹きかけて、洗剤が残らないように入念に洗い流しました。
6:送風ファンが取り付けてあるところにかけた水は下に落ちてくる。
アルミフィンに水をかけても汚水は下に落ちてきませんが、
送風ファンが取り付けてある部分にかけた洗剤や水はすべて下に落ちてきます。
自分で布マスカーを使って養生する場合、しっかり養生をして汚水や洗剤がバケツに入るようにしておきましょう。
初心者はエアコン洗浄専用カバーを使ったほうが簡単だし、汚水漏れの心配もないのでおすすめです。
それから、アルミフィンの右側には電気基盤がついてます。
電気基盤に水がかからないようにしっかりと養生しましょう。
7:エアコンクリーニングは涼しい時期にやっておくべき。
ぼくは6月の気温30度くらいのときにエアコンクリーニングを行いました。
暑くて死ぬかと思いました。
なので、エアコンクリーニングをするならもっと涼しい時期にやっておくべきですね。(5月の気温も湿度も丁度いい季節にやるのがいいかも)
まとめ
4年間クリーニングしなかったエアコンはカビだらけでしたね…。
洗浄して出てきた汚水が真っ黒でした。
自分でエアコンクリーニングするのは(慣れてないと)大変ですが、
いちど自分でやってしまえば、2回目以降はもっと簡単にエアコンクリーニングできます。
しっかり情報収集しておけば確実に、めちゃめちゃ綺麗にクリーニングできますよ。