自転車のタイヤがパンクしました…。
自転車屋さんにもっていって直してもらおうとしたんですが、ネットで調べたら自分でも直せるみたいなので、自分で修理してみることにしました。
しかも修理道具は100円ショップで手に入ります。
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必要な道具は…
・100円ショップの自転車タイヤパンク修理キット
・バケツ(水を入れておく)
・あれば金槌(ハンマー)
・ラジオペンチかレンチ
・空気入れ
100円ショップに行き、自転車のタイヤパンク修理キットを購入しましょう。
私はダイソーで購入しました。↓
今回、私が購入したのは『自転車用パンク修理セット』というものです。
自転車用パンク修理キットには以下のものが入っています。
・虫ゴム:2個
・タイヤレバー:2個
・パッチラバー小楕円:2個
・ゴムのり:2個
・サンドペーパー:2個
・パッチラバー小丸:2個
ハンマーやラジオペンチなどもダイソーで売っているので、あなたがもし持っていなければ一緒に購入しましょう。自転車の修理以外でも使えるのであって損はないと思います。
パンクの直し方
必要な道具を揃えたら自転車のパンクを修理していきましょう。
結構簡単に修理できちゃいますよ!
パンクを修理するまでの流れは…
1.パンクしてるタイヤのバルブについてる部品を外す。
2.タイヤとリムの狭間に道具を差し込みタイヤの側面(一方)を全部外す。
3.バルブの所から中のチューブを引っ張り出す。
4.チューブに空気を入れる(バルブを組み立ててから)
5.チューブを水につけてパンクの穴を見つける。
6.チューブの空気を抜いて、パンクの穴周辺についた水分を拭き取る。
7.パンクの穴周辺を紙やすりで擦る(パウチより大きめに擦る)
8.紙やすりでこすった所に接着剤を塗る。
9.接着剤を塗った所にパウチを貼る(ハンマーで圧着させる)
10.パウチのセロハンを剥がす。
11.チューブをタイヤの中に戻す(バルブから戻す)
12.外したタイヤをリムはめ込む。
13.バルブを組み立てて、空気を入れる(完成)
こんな感じ。
では、写真付きで説明していきます。
まずはパンクしているタイヤのバルブ(タイヤに空気を入れる所)を見つけます。このバルブに付いている部品を外していきましょう。↓
まずは、黒いゴムキャップを外します。指で簡単に外せますね。↓
黒いゴムキャップを外したら、無くさないようにケースに入れておきましょう。↓
次はトップナットを外します。これも指で回して外せます。↓
次はプランジャー(中の方にゴムがついている金具)を外します。指でひっぱるだけす。↓
次は固定ナットを外します。これを外すときはラジオペンチかレンチを使った方が良いですね。↓
バルブに付いていた4つの部品を外しました。↓
無くさないようにケースに入れておきましょう。↓
次は、タイヤとリムを外していきます。
リムとは、タイヤより内側にある金属の部分です。↓
タイヤとリムを外すときは、『自転車用パンク修理セット』の中に入っているこの道具を使います。タイヤレバーと言います。↓
タイヤを指で押して、リムとの間に隙間をつくり、そこにタイヤレバーを上から差し込みます。↓
差し込んだタイヤレバーを下に倒して、テコの原理でタイヤを外していきます。↓
タイヤが引きおこされたら、タイヤレバーのフックをスポーク(針金みたいな所)に引っ掛けておきましょう。↓
15〜20センチ位ずらした所にもう1本のタイヤレバーを差し込んで、さっきと同じ感じでタイヤを外していきます。↓
1本目のレバーを外し、2本目のレバーから15〜20センチ位ずらした所に差し込んで、この作業を繰り返していきます。グルッと1周するとタイヤがリムから外れます。↓
こんな感じで、タイヤとリムを外します。リムが汚れていてすみません…。↓
タイヤは片面だけリムからはずせばOK です。両面はずす必要はありません。↓
タイヤがリムから外れたら、バルブをリムからはずします。↓
で、そこからチューブを引っ張り出します。↓
チューブを全部出しましょう。
私はチェーン側からタイヤをはずしましたが、チューブがチェーンに引っかかって作業がやりづらいので、チェーンと反対側をはずしたほうが良いようでした。↓
チューブを全部ひっぱり出したら、先ほど取り外したプランジャーとトップナットを用意します。↓
プランジャーとトップナットを、ひっぱり出したチューブのバルブに取り付けます。↓
バルブにプランジャーとトップナットを取り付けたら、空気入れを使ってチューブに空気を入れていきます。↓
私は空気をパンパンに入れてしまいましたが、7割くらい入れればOKです。
パンパンに空気を入れるとチューブが自転車のフレームとかにひっかかって動かしづらくなり、パンクを見つける作業がやりにくくなります…。↓
チューブに空気を7割くらい入れたら、水が入ったバケツにチューブを入れて、空気がもれているところを探します。↓
チューブの穴が開いているところから、空気がプクプクともれてきてます。↓
空気がもれてる場所がわかったら、印をつけておいたほうが良かったです。
パンクの穴ってすごく小さいので、印をつけておかないとパンクの穴を見失ってしまいます。
私はテープを目印にして貼っておきました。白マジックとかで印をつけておいても良いかもですね。↓
チューブの穴を発見して目印をつけたら、チューブの空気をぬきます。
バルブからトップナットとプランジャーを取り外せば空気がぬけます。↓
トップナットとプランジャーを無くさないようにケースに入れておきましょう。↓
そうしたら、パンクしたチューブの修復作業に入っていきます。
チューブについている水分や汚れを拭き取ります。
そして、『自転車用パンク修理セット』に付属のサンドペーパーを使い、修復部分をよくこすり、ザラザラにしていきます。↓
自転車用パンク修理セットに入っているパッチよりも広めにサンドペーパーをかけます。
パッチと言うのはコレです。↓
こんな感じで、チューブの修復部分をザラザラにします。↓
次は、自転車用パンク修理セットに入っているゴムのりを使います。↓
サンドペーパーでチューブをザラザラにした部分にゴムのりを塗ります。
ゴムのりは、広く薄く塗りつけたほうがいいです。
私はタイヤレバーを使ってゴムのりを薄く塗りつけました。↓
こんな感じでゴムのりを広く薄くぬりつけたら、乾くまで待ちます。
2〜5分くらいで乾くようです。↓
ゴムのりが完全に乾いたら、パッチをパンク穴に貼り付けていきます。
パッチについているアルミ箔をはがします。↓
アルミ箔をはがしたら、パンクの穴がパッチの中央にくるようにパッチを貼り付けます。↓
チューブに貼り付けたら、パッチをハンマーで10回くらい叩きます。↓
その後、タイヤレバーのヘラの所を使って、パッチを圧着させます。↓
パッチを圧着させたら、パッチに付いている透明フィルムをはがします。↓
これでパンク部分の修復は完了です。↓
あとはチューブをタイヤの中に戻していきます。
まずは、チューブのバルブをリムに取り付けます。↓
↓
次に、チューブをタイヤの中にしまっていきます。
チューブがねじれないように、丁寧にタイヤの中にしまっていきましょう。↓
チューブをタイヤの中に入れたら、バルブの部品を取り付けていきます。これです。↓
まずは、固定ナットを取り付けます。↓
固定ナットは、指で回せるところまで取り付けて、最後はラジオペンチなどで締めます。↓
次にプランジャーを取り付けます。↓
これは差し込むだけなので簡単です。↓
プランジャーを取り付けたら、トップナットを取り付けます。↓
これも指で回して取り付けできます。↓
そうしたら、次は、タイヤをリムにはめ込んでいきます。
ここでもタイヤレバーを使えば簡単にはめ込めます。
タイヤレバーをタイヤとリムの隙間に差し込んで…↓
テコの要領で、リムにタイヤをはめ込んでいきます。簡単です。↓
タイヤをリムにはめ込んだら、空気を入れて、ゴムキャップを取り付ければ完了です。↓
↓
まとめ
パンク修理を初めて自分でやってみましたが、結構簡単でした。
修理時間は40分くらいでした。
ちなみに、パンク修理後に100キロ以上走行しているのですが、全然大丈夫です。
完璧に修理できたみたいです。
今回購入した自転車修理キットは、あと2〜3回は使えます。
100円(税別)で購入できて、簡単に完璧に修理できるのですごく良いなと思いました。