こんにちは。サンパチです。
今回は、包丁の鏡面仕上げに挑戦します。
包丁を鏡面化する場合、耐水ペーパーやピカールを使ったりしますが、今回はそれらは使わず、砥石だけでいきます。
果たして砥石だけで包丁の鏡面仕上げはできるのでしょうか?
動画で観たい方はこちらです ↓
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鏡面仕上げにする包丁はこちらです
今回は刺身包丁を鏡面化していきます。
刺身包丁の主なスペックは、
- 鋼(本焼き)
- 刃渡り30cm
- 片刃の刺身包丁
となります。
今回は砥石だけで鏡面化していくため、切刃の部分のみを鏡面仕上げにしていきます。
切刃とはこちら、ブルーで塗りつぶした部分ですね。
使う砥石は3種類です。
- ① 1000番(中砥石)
- ② 3000番(仕上砥石)
- ③ 8000番(仕上砥石)
①→②→③の順番で研いでいきます。
ちなみにすでに刃付けはしてありますので、今回はただただ切刃をピカピカの鏡面にするために研いでいきます。ちなみに、全ての砥石は事前に水に漬けており、面直しも済ませております。
ではまず1000番の砥石から。
1000番で研ぎ終えた包丁がこちらです。
切刃部分が全体的に曇った感じに仕上がりました。
次は3000番の砥石で研いでいきます。
3000番で研ぎ終えた包丁がこちらです。
まだ完全な鏡面とは言えませんが、一気にピカピカになってきました。
最後に8000番でhttps://white-stella.com/2023/04/29/%e5%8c%85%e4%b8%81%e3%82%92%e7%a0%a5%e7%9f%b3%e3%81%a0%e3%81%91%e3%81%a7%e9%8f%a1%e9%9d%a2%e5%8c%96%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%bf%e3%81%9f%ef%bc%81%e4%bd%bf%e3%81%a3%e3%81%9f%e7%a0%a5%e7%9f%b3%e3%82%82/研いでいきます。
8000番で研ぎ終えた包丁がこちらです。
どれほど鏡面になったか分かるように、もっと近くで見てみましょう。
一味唐辛子の容器を映してみます。
切刃部分が鏡のようになり、一味唐辛子の容器がかなりくっきりと映ってるのではないでしょうか?
小さい文字も鏡面にした切刃にちゃんと映ってますね。
砥石だけでもこれだけ鏡面に仕上げられるのですね☆
まとめ
ということで今回は、砥石だけで刺身包丁を鏡面化してみました。
鏡面仕上げって大変なイメージがあったのですが、実際にやってみると思っていたよりも簡単にできました。
使った砥石はたったの3種類ですしね。
最後に、今回使った砥石を紹介します。
・1000番の砥石
すみません、この砥石だけメーカー不明です… 研ぎ感は柔らかめな砥石です。
・3000番の砥石
貝印の3000番の仕上げ砥石です。固めな砥石で砥糞はあまりでません。
・8000番の砥石
北山の8000番の仕上げ砥石です。これを使うと簡単に鏡面仕上げができます。